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イギリス便り

「いぎりす便り」(暮らし編その1)
【イタリアより大きいし、ドイツより小さい!?】
ホント、日本を離れてから、ずっと走り回っていました。
私の英国暮らしは、ちっとも優雅にはいきません。
ティを楽しむ余裕もまだないです。英国はとても寒くしょっちゅう雨が降っています。日本の暑さが懐かしい。
今、ハロッズやマークス&スペンサーはみんなセール中でいろんなものがとても安いそうですが、なかなか行く時間がとれません。ブーツは行きましたが、そんなに安いとも思えず、また日本とあまり変わらないものばかり?に見えました。

1ポンドショップなどはもうまったく日本の100円ショップと変わらず、同じ物があります。
英国人は、日本人同様いい人もいればそうでない人もいて、それはいいのですが、コミュニケーションがなかなかとれないのが歯がゆいです。英会話力はちっとも向上しません。のはずですよね。2週間ジオスに通っただけで、最近は何にもやってないですものね。娘たちは今日からマンツーマンで1日1時間(一人10ポンド)ずつ個人の人から習うことになりました。

たくさんの日本人が彼女に習っているので、まぁ安心してまかせられそうなのですが、私の分まではお金がまわらないので、テープレコーダーでレッスンを録音させて、それを聞こうと思っています。
でもジオスにはもう何ヶ月も来ているけど、ちっとも上達してない人たちがごろごろましたから、やはり来て、習っただけでは英語は身に着かないということのようです。

夕食は中華料理のテイクアウトばかりしているので、どうもイギリスにいるという感じがしません。
昨日からようやく家具付きのフラットを借りることができ、落ち着きました(契約がとても複雑でいろいろ制約が多くうんざりしました。洗濯物は干すな、人を泊めるときは前もって連絡をしろ、うるさくするな、いつもきれいにしてろ、などなど)。でも、シーツと毛布がなく、昨日は寒くて寝られず今日買いました。
こちらでは、とにかくなんでもとても遅いので要注意です。我が家にしても、はじめから頼んでいる洗濯機の修理はいまだになおってないし……。何かを注文しても、信じられないくらい時間がかかるのが普通で、それで注文通りのものがくればラッキーです。おそらく注文通りのものが来る確率がイタリアより大きいし、ドイツより小さい、ということなのではないかと思っています。

イギリスで唯一早かったのはBBCの受信料の請求でした。テレビを買ってから1週間も経たないうちに、「受信料を払わないと1000ポンドの罰金をとる」という請求書が来ました。
テレビをかったことがどうしてわかったのか、不思議でした。
それにしても日本のように、何でも素早く正確に対応してくれるというほうが、むしろ異常なのではないかと最近思っています。

つづく・・・

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