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エッセンシャルオイル(精油)データ
| 名称 | ジャスミン |
| 学術名 | Jasminum officinale、Jasminum grandiflorum |
| 科名 | モクセイ科 |
| 栽培場所 | モロッコ、エジプト、アルジェリア、フランス(グラース地方) |
| 抽出部 | 花 |
| 抽出方法 | アンフルラージュ法、溶剤抽出法 |
| 植物中のオイル比 | 0.015 |
| オイルの色 | 濃いオレンジ色 |
| ブレンドファクター | 2 |
| オイルの粘度 | 非常に粘度がある |
| オイルの香り | 重く動物的な質、深みのあるフローラルな香り |
| オイルのNote | ミドル〜ベース |
| 経口毒性 | 非毒性D |
| 皮膚刺激 | 非刺激 |
| 感作性 | なし |
| 光毒性 | なし |
| 注意事項 | 1. 通経作用があるので妊娠中は使用を避けましょう。 2. 集中したいときは使用を避けたほうが良いでしょう。 |
| こんな時に | <リラックスしたいとき><幸せな気持ちになりたいとき><前向きな気持ちになりたいとき> |
| 精油の作用について | ヨーロッパでは香りにも年齢があるそうです。このジャスミンは年輩の方向けの香水に入れられることが多いようです。(若い人でもし甘い重たい香りが好みならイランイランやネロリが若い人向きの香りです。) この香りは出産のときクラリセージと並んで活躍する精油ですね。産後に気分が沈むときにも本当に役立ちます。子供とこれから一緒に何が起きても乗り越えていけるような自信が持て、前向きな気持ちにさせてくれます。 本によっては母乳の出をよくすると書かれていますが、どうもそうではないらしいです。ジャスミンが咲く地域では断乳のときにお乳を出さなくさせるために乳房にジャスミンの花を湿布するそうです。また、古い文献で催乳と断乳を間違えて写したともいわれています。 |
| エピソード | 王様の香りでとでも名付けたくなるくらい、行動を大胆にさせてくれる香りです。実際の花の直径は1.6Bくらいで日中よりも夜のほうがよく香ります。 バラの香りを「精油の女王」に例えるとき、ジャスミンの香りは「香りの王」とされます。 世界で最も良い香りの組み合わせは、サンダルウッド:イランイラン:ジャスミン=3:2:1で精油をブレンドしたものと言われています。 ジャスミンの花の収穫の最盛期は8月です。 陽が射すと香りがなくなるので、朝6時から午前中いっぱい摘みます。多い人で1日4万個(4L)の花を摘みます。 水蒸気蒸留法ではジャスミンの香りの成分のうち壊れてしまうものもあるので、アンフルラージュか溶剤抽出法で香りは抽出されます。現在は溶剤抽出法が多いようです。残留する有機溶剤についてはほとんど検出されず、人体に悪影響は及ぼさないといわれます。(しかし、化学物質に過敏な方は使用を避けた方がよいかもしれません。) |
| 香りの相性がいい精油 | オレンジ、グレープフルーツ、ベルガモット、メリッサ、レモングラス、イランイラン、サンダルウッド、カモミール・G、カモミール・R、ゼラニウム、ネロリ、ラベンダー、ローズ、クラリセージ、シダーウッド、ローズウッド、フランキンセンス |
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