|
|
エッセンシャルオイル(精油)データ
| 名称 | ヤロウ |
| 学術名 | Achillea millefolium |
| 科名 | キク科 |
| 栽培場所 | ヨーロッパ、西アジア、アメリカ |
| 抽出部 | 花 |
| 抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
| 植物中のオイル比 | 約1% |
| オイルの色 | 紺色 |
| ブレンドファクター | 1 |
| オイルの粘度 | しっとりとした感じ |
| オイルの香り | 少し甘く、落ち着いた包容力のある香り |
| オイルのNote | ミドル〜ベース |
| 経口毒性 | 非毒性D |
| 皮膚刺激 | 緩和な刺激 |
| 感作性 | なし |
| 光毒性 | なし |
| 注意事項 | 1. 強力な精油なので、妊娠中は使用を避けましょう。 2. 多量に用いたり、長期にわたり用いると頭痛を起こすことがあります。 3. 敏感な肌を刺激することがあります。(低濃度で用いましょう)。 |
| こんな時に | <前向きな気持ちになりたいとき> |
| 精油の作用について | 同じキク科のカモミールを思い出してみましょう。抽出部位が花なので婦人科に対しての作用がありますが、ヤロウの方が少し重症なときに用いるのです。(かといって病院に行かないで、精油で治せるって言っているのではありません。)
それから、肝臓に働きかけたり、尿に関する作用があったり、鎮痛作用があったり、作用の方向性はやはりカモミールと似ているのです。ヤロウのテーマは‘収斂’です。
小腸に働きかけて吸収を良くし、大腸に働きかけて下痢をストップさせ、肌に働きかけて脂漏を抑え、止血させ、痔核にも働きかけるのです。なかなかこの収れん作用は強力です。
下痢がなかなか治らなかった女性のお腹をヤロウをブレンドしたトリートメントオイルでマッサージしてあげたら、すごく堅くて、はじめは触られるのを嫌がったけれど段々筋肉が緩んで、お腹がすごく温かくなったのです。
結局それがきっかけで下痢が収まったこともあります。
それから、ヤロウのその他の大事な作用は骨髄に働きかけて造血を促進させることです。
例えば月経が多くて、貧血気味の人は月経量を少なくさせて、造血作用もあるのだからその人にピッタリの精油ですね。
ヤロウの精油には優れた作用が多いけれど、この香りをいい香りと感じる人はそうは多くないのです。逆に好きと感じる人に‘もしかして月経の量多くない?’と尋ねるとほとんどの人が‘イエス’と答えますよ。 |
| エピソード | 和名をセイヨウノコギリソウといい、60cmくらいの高さまで成長します。 ヤロウはスコットランドでは占いに用いられる植物です。教会では悪霊を追い払う力があるとして、長年用いられてきました。乙女たちは、赤い糸で結ばれた恋人の夢を見るために枕の下にこの植物をしのばせました。 スウェーデンではビールの香り付けにこの葉を用いました。 中世ヨーロッパでは戦争のとき負傷した戦士をこのハーブで治療したそうです。 |
| 香りの相性がいい精油 | メリッサ、レモン、レモングラス、クラリセージ、ローズマリー、ジュニパー |
|
|
マイページにログインしますと保有ポイント数やお買い物履歴などが確認できます。
新規会員登録で今日から使える200ポイントプレゼント中!
|
季節に合わせた役立つレシピやアロマ情報をわかりやすくblog配信
<紹介中レシピの一部>
|


|